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習近平主席、ロシアのプーチン大統領と会見
2014年 7月 16日16:12 / 提供:新華網日本語

 【新華社ブラジル・フォルタレザ7月16日】現地時間7月14日、習近平国家主席はブラジル・フォルタレザでロシアのプーチン大統領と会見した。

 習近平主席はこのように表明した。あなたは二ヶ月前に訪中し、またCICA上海サミットに出席しており、私たちは中ロ関係のいっそうの発展と各分野の協力拡大について一連の歴史的なコンセンサスに達し、中ロの全面的・戦略的協力パートナーシップが新たな発展の段階に入るのを共に推進してゆく。ここ2ヶ月以来、双方の各部門や企業は緊密に接触・協議し、各協力のプロジェクトはいずれも前に向かって進んでおり、私はこれに対し満足の意を表す。中ロの協力に対し、私たちは言必信、行必果(言は必ず信あり、行いは必ず果たす)だ。双方は鉄は熱いうちに打てで、私たちの達したコンセンサスを掛け値なしに実行するよう望んでいる。

 習近平主席はこのように表明した。次の段階では、中ロ双方は相互の政治的支持を引き続き拡大し、協力の深さや幅を向上させ、戦略的大型プロジェクトの共同研究開発、共同での応用普及、共同生産・製造をさらに展開し、軍事、安全などの分野で実務的な共同行動を多くとり、人文の分野で学校の共同運営、文化の共同発展を奨励し、支援する。双方は国際に事務においてより多くの共同行動を展開し、ブリックス諸国の協力を手を携えて推進し、発言権と影響力を向上させ、グローバル・ガバナンスを改善し、国際関係の民主化を推進して、世界の平和と発展を促進してゆく。

 プーチン大統領はこのように表明した。目下、ロ中の全面的?戦略的協力パートナーシップの発展は順調だ。習近平主席と私は両国の協力に自ら関心をもって推進しており、私が前回訪中した期間に、ロ中双方は一連の重要な実務協議に達している。ロシア側は中国側と共に努力し、全面的且つ期限通りに実行し、また今後の協力をしっかりと計画し、二国間貿易と投資規模を拡大させ、エネルギー、科学技術、航空・宇宙、交通インフラ、通貨スワップなどの分野における協力を重点的に推進し、ロ中の西線天然ガスパイプラインの協定、交渉をできるだけ早くスタートさせ、上海協力機構、20カ国グループ(G20)などの枠組み内での調和や協力を引き続き強化し、国際通貨基金(IMF)のクオータ(出資割当額)の改革を手を携えて推進し、ネットワークセキュリティを共同で守ることを望んでいる。私は習近平主席と引き続き深い連携を維持するのを望んでおり、今年11月に中国へ行きアジア太平洋経済協力会議(APEC )非公式首脳会議に出席するのを心待ちにしている。

 両国の元首はシリア、アフガニスタン問題などについても意見を交わした。

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