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侵略の歴史否定、わい曲、美化決して許さず 習近平主席強調
2014年 7月 10日16:44 / 提供:新華網日本語

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 【新華社北京7月10日】中国抗日戦争ぼっ発77周年記念集会が7日午前、北京の中国人民抗日戦争記念館で開かれ、各界の代表1000人余りが出席し、共産党総書記・国家主席・中央軍事委主席の習近平氏が重要演説を行った。演説の中で次のように強調した。

 中国人民は戦争による苦難を骨身に刻んで記憶し、平和をたゆまず追求している。世界の歴史をみると、武力による対外侵略・拡張は最終的に失敗している。これは歴史の法則である。中国は断固として揺るぎなく平和的発展の道を歩み、また世界各国が共に平和的発展の道を歩むことを希望している。

 きょう、ここで全民族抗日戦争ぼっ発77周年を記念する式典を盛大に行う目的は歴史を銘記し、烈士をしのび、平和を大切にし、将来に対して警告し、平和的発展の道を揺るぎなく歩み、世界平和を揺るぎなく守るためである。

 1937年7月7日、日本の侵略者は武力で全中国を併呑する罪深い野心のため、宛平城を砲撃し、内外を震撼させた盧溝橋事変を起こした。この民族の危機に中国共産党は民族の大義を堅持し、民族を救う歴史的重責を担い、日本の侵略に抵抗し、日本を中国から駆逐するため、国共合作を踏まえた抗日民族統一戦線の樹立を呼びかけた。

 いかなる者も歴史と事実を変えることはできない。いかなる者であっても侵略の歴史を否定し、歪曲し、美化することを中国人民と各国人民は決して許さない。

 中国人民の抗日戦争勝利は中華民族に強い生命力と非凡な創造力のあることを証明した。われわれが緊密に団結するなら、克服できない困難はない。新たな歴史的条件の下、全党全国各民族人民は偉大な抗日戦争の精神を発揚し、団結して心を一つにする精神的絆、絶えず自らを強くする精神的原動力を強め、中華民族の偉大な復興という中国の夢に向かって勇躍前進し、中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させた新たな成果でわれわれの先輩、英雄的烈士を安心させなければならない。