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習近平主席が中米関係を語る
2014年 7月 10日9:53 / 提供:新華網日本語

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 【新華社北京7月10日】中国の習近平国家主席は9日、中米双方は相互尊重、聚同化異(共通点を集めて、相違を転化させる)、辛抱強い戦略の維持を堅持しさえすれば、一つのことのために惑わされず、一言のために煩わされず、中米関係の大局は状況がどんなに複雑怪奇であっても泰然として自信にあふれていることができると表明した。

 同日行われた第6回中米戦略経済対話と第5回中米人文交流ハイレベル協議の合同開会式で、習近平主席は『中米の新型大国関係構築に努める』というテーマの式辞を発表した。

 習近平主席は、中米両国の歴史?文化?伝統、社会制度、イデオロギーが異なり、経済発展レベルはまちまちで、双方には異なる見方が存在しており、いくつかの問題で分岐や摩擦が存在するのはどうしても避け難いと述べた。

 習近平主席はこのように指摘した。中米は二つのそれぞれ特色を備えた国で、多くの方面できっと違いがあるが、違いがあってこそ疎通や協力が必要だ。中美双方は大所に着目することを堅持し、新型大国関係構築の総目標を把握し、両国の共通の利益が分岐をはるかに超えているのをはっきりと見分けるべきだ。互いに尊重し、平等に待遇し、互いの主権と領土保全を尊重し、互いの発展の道に対する選択を尊重するべきで、自分の意志やパターンを相手に押しつけることをしない。矛盾と摩擦をしっかりと管理・コントロールし、対話・協議を通して、建設的方法によって理解の増進、コンセンサスの拡大を堅持してゆかねばならない。