Home > ニュース > 中国  >  李克強総理、ドイツ首相と共同記者会見
李克強総理、ドイツ首相と共同記者会見
2014年 7月 8日9:44 / 提供:新華網日本語

133467358_14047807988951n.jpg

  中国の李克強総理は7日に北京の人民大会堂で、ドイツのメルケル首相と会談し共同記者会見を開きました。

 会見で李克強総理は今回の会談では、ハイレベル財政金融対話メカニズムを構築し、イノベーション力や持続可能な発展、環境保護に関する協力強化で一致したことや、人民元適格域外機関投資家(RQFII)制度の下で、ドイツに800億元の投資枠を付与するといった会談の成果を紹介しました。

 また、中国の経済情勢に関する質問に答え、「今年以来、経済の下振れリスクに対し、我々は無理な刺激を避け、安定を保つような一連の措置を講じてきた。その結果、経済成長や雇用、物価上昇などの経済指数は合理的な区間に保つことができた。また第2四半期は第1四半期よりはやや改善されているが、経済の下降を防ぐため、今後も市場の活性化を促し、公共製品の効果的な供給を増やし、実体経済の発展を支持して、経済調整やコントロールを行っていく」と述べました。

 これに対して、ドイツのメルケル首相は中国との協力拡大に自信を示し、EU?欧州連合やユーロに対する中国の支援に感謝の意を表しました。