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李克強総理、2回の演説で世界の中国への認知を後押しし
2014年 6月 24日16:27 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京6月24日】李克強総理は22日に欧州の二国の旅を終了し北京に戻った。訪問期間中、李克強総理は相前後してイギリスへ赴き中英首相年次会談を行い、またイギリス、ギリシャを公式訪問し、全行程で30余りの活動に参加し、両国の指導者と数十項の協力協議の締結に立ち会い、中国と両国関係の発展を力強く推進した。

そ のうち、李克強総理によるイギリスとギリシャでの二回の演説は人々の注目をかなり集め、総理は事実とデータを通して、外国の聴衆が聴いて分かり、興味がもてる方法を用い、「中国の物語」を語り、「中国の理念」を公示し、世界中に「中国の声」を拝聴させ、中国に注目する各国の民衆がより中国を認知できるよう後押しした。

 国際舞台で、指導者の演説中の一言一行がさまざまな解読を引き寄せ、一国の指導者の風格を展示する重要なやり方でもある。演説を通して、各国の民衆は指導者に対しより生き生きとした直感的な印象をもっただけでなく、同様に、指導者の言葉を通してその背後の国をよりしっかりと理解することもできる。これ以前に、習近平主席が欧州を訪問した際、「中国という獅子が目を覚ましたが、これは平和で親しみ易く、文明的な獅子だ。」と述べたことがある。演説を通して、習主席は中国の新しい指導者の風采や魅力を世界にアピールしただけでなく、また世界に中国の新しいイメージをアピールもしており、「目覚めた獅子」はすでに中国の一つの象徴となった。

 今回、ロンドンでイギリスの世界のトップクラスのシンクタンク300数人の「知恵のあるブレーン」が雲のように集まった2社に面と向かい、李克強総理は同様に思想と知恵に富む演説を通して、経書や典故を引用し、大量の詩を用いて中国の発展と治国の理念を深く且つ詳しく述べた。李克強総理は中国と関係のある一列一列の「面白みのない」データを何度も並べ上げ、またこれにより演説の舞台下の聴衆にも復雑な中国の国情を冷静に扱い、審示するよう希望した。国際社会の中国の発展に対する「質疑」の声に対応し、李克強総理は事実を陳述したり、鋭く問い返したりして、何度も機知に富んだ言葉を次々と出し、中国の「世界観」、すなわち各国と手を携えて、一つの包容・発展するすばらしい世界を共同で建設することを誠実に表現した。

 イギリスへの旅を終え、欧州の海洋文明の発祥地?ギリシャを訪れ、李克強総理による中国・ギリシャ海洋協力フォーラムの演説は、更には外部に中国の「海洋観」とみなされる宣言であり、国際社会が中国の海洋強国建設の目標対する重大な関心事に返答することである。李克強総理は誰もが知っている故実を用いて、中国とギリシャの両国の航海史を生き生きと振り返り、また中国とギリシャの両国の文明のつながりを何度も強調した。李克強総理もまた中国の特色ある海洋観を系統的に説明し、中国が海洋へ向かい、海洋を平和的に利用?開発する新理念および中国と欧州の海洋協力における新たな期待を表現して、世界に中国の「平和で、協力的な、調和の海を共に建設するの大国の海洋経略を現した。その中で、李克強総理は再びこの機にギリシャによる中国の華僑撤退への協力に対して心からの感謝の意を表し、「患難見真情(苦境にあるときに真情がわかる)」、「雪中送炭(困っている人に 物質的援助をする)」の深い友情を前に、中国の「「義利観」つまり「義の字を前面に押し出し、互恵・ウィンウィン」を明らかにした。

 中国は絶え間なく発展しており、国際社会もいっそう真実な中国をますます見届ける需要がある。世間の人々の中国への理解に対する期待に直面し、総理は2回の重要な国際的な場での演説の中で、誠実且つ素朴な言葉を用いて絶え間なく語り、生き生きと論じ、自信に満ちて世界に中国の自信と理念を伝え、すべての中国に関心をもつ拝聴者たちにみな収穫をもたらさせた。