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日本に慰安婦など歴史問題の適切な処理促す 中国外交部報道官
2014年 6月 21日15:05 / 提供:新華網日本語

  【新華社北京6月21日】日本が20日「河野談話」の検証結果を発表したことについて、中国外交部の華春瑩報道官は同日の定例記者会見で質問に答え、日本は実際の行動と責任ある態度で慰安婦を含む歴史的に残された問題を適切に処理すべきだと強調した。

  華春瑩報道官は次のように述べた。慰安婦強制は第二次世界大戦中の日本軍国主義によるアジア被害国人民に対する反人道的な犯罪行為で、証拠が確実で揺るぎない。歴史を逆行させるいかなる行為も人々の共感が得られない。

  華春瑩報道官は、日本側が歴史を着実に直視し、深く反省し、責任ある姿勢で「河野談話」で国際社会に表明した態度と約束を守り、実際の行動と責任ある態度で慰安婦を含む歴史的に残された問題を適切に処理するよう厳粛に促した。

  1993年8月、当時の河野洋平内閣官房長官が「慰安婦」問題に関する日本の調査結果について談話を発表し、日本軍が慰安婦強制に「直接或いは間接に」参与したことを正式に承認し、またこれに対し謝罪と反省を表明した。