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中国外交部報道官、ベトナム側が暴行・破壊・略奪・放火を放任したため中国側に多くの死傷者と重大な財産損失が出たが、いまも中国側に一度も説明したことがない
2014年 6月 13日16:11 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京6月13日】中国外交部の華春瑩報道官は11日、ベトナム側は少数の民衆による暴行・破壊・略奪・放火を放任したので、中国側に多くの死傷者と重大な財産損失が出たが、このことについて、ベトナム側は今も中国側に一度も説明したことがないと述べた。

 同日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。ベトナム側は、中国側が軍艦6隻を派遣して紛争海域における中国側の掘削リグを保護していると公言した。これは緊張な情勢を激化させるか否か。中国側の掘削リグの新しい位置はどこにあるか。掘削作業はいつまで続いていくのか。

 これを受け、華春瑩報道官は、中国の「981」掘削リグの作業は民事作業であり、ベトナム側が強引に不法な妨害を続けているため、中国側は政府公務船を派遣して現場で安全保障を行っていると述べた。

 華春瑩報道官は次のように述べた。中国の「981」掘削リグの問題について、中国側は既に何度も立場を表明した。中国側の関連作業は中国の西沙諸島の接続水域で行われている正常な作業で、ベトナム側は多数の武装船を含む船舶を派遣し、中国側の正常な作業に対し強引に不法な妨害を続けていることには全く道理がない。

 華春瑩報道官は次のように述べた。「それと同時に、ベトナム側は国内の少数の民衆による中国を含む外国企業と人員に対する暴行・破壊・略奪・放火を放任したので、中国側に多くの死傷者と重大な財産損失が出た。このことについて、ベトナム側はいまも中国側に一度も説明したことがない。」「我々はベトナム側に直ちに現場でのあらゆる妨害と破壊の活動を止め、直ちに現場でのすべての船舶と人員を撤収し、中国の主権、主権権利と管轄権を犯すあらゆる行為を直ちに停止するよう要請している。」

 華春瑩報道官は次のように述べた。また、中国側の掘削作業の続く時間について、中国側の関係部門が発表した公告では既に非常に明確に表明した。関連海域における中国企業の探査活動は既に10年間行われてきている。今回の作業は5月2日から始まったもので、8月中旬まで続く予定。