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程永華駐日大使、日本側の双方軍機接近飛行に関する申し入れに反論
2014年 6月 13日10:02 / 提供:中華人民共和国駐日本国大使館

  6月12日、程永華駐日大使は日本の斎木昭隆外務事務次官と会い、具体的事実を挙げ、中国軍機が日本の自衛隊機に接近したとの申し入れに反論し、自衛隊機が中国軍機に接近、妨害などの危険な挑発行為を行ったことについて厳正な立場を表明した。

  程大使は次のように述べた。中国軍が把握している状況によると、11日午前10時ごろ、日本自衛隊のYS11EBとOP3Cの2機が東海防空識別圏内を正常に飛行していた中国空軍機Tu154に対し、追跡監視と妨害を行い、わずか30メートルのところまで近づき、中国軍機の飛行の安全を重大に脅かした。危険な事態を防ぐため、当時、東海上空で任務に当たっていた中国空軍の殲11戦闘機2機が命令を受け、現場に緊急に向かい、日本側の2機を追跡監視した。日本機との距離はそれぞれ150メートルと200メートルだった。事実が示しているように、今回の東海空域での緊急事態は完全に日本側の航空機が危険な行動を取ったために起きたものである。日本側は事実を無視し、中国を横暴に非難し、さらにメディアを通じて公に騒ぎ立て、いわゆる「中国の脅威」をやっきになって誇張している。これに対し中国は断固反対し、強く抗議し、日本側が措置をとり、同様の事件の再発を防ぐよう要求する。