Home > ニュース > 中国  > 中央政府の香港政策を継承=範徐麗泰委員
中央政府の香港政策を継承=範徐麗泰委員
2014年 6月 12日17:41 / 提供:
範徐麗泰委員の資料写真

 中国全国人民代表大会常務委員会の範徐麗泰(リタ・ファン)委員は昨今、「白書の内容は、中央が大陸と香港の関係制度化を希望することを反映しているが、これにより香港の高度の自治が弱められることを意味しない。国務院報道弁公室が白書を発表したことは香港が安定して経済を発展させていくことを希望することにある」と述べた。

 国務院報道弁公室は10日、『香港特別行政区における「一国二制度」の実践』という白書を発表し、祖国復帰以来、「一国二制度」が香港での実践の成果を全面的に紹介した。  

 白書は次のように指摘した。「一国二制度」が香港での実践の経緯を振り返え、まとめ、全面的かつ正確に「一国二制度」の方針・政策を理解・実行することは国家主権や安全・発展の利益を守り、香港の長期的安定と繁栄を維持し、「一国二制度」の実践が正確な道に沿った発展を引き続き推進することに有利だ。

 白書全文は約2万3000字で、大量の事実とデータに基づき、「一国二制度」政策の由来と香港で収めた実践の成果を5つの部分に分けて紹介している。その中、香港が順調に祖国に復帰した経緯、香港における特別行政区制度の確立、各事業が全面的な進歩を収めたことなどが含まれる。   

(編集z)

関連記事