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習近平主席、バングラデシュのハシナ首相と会見
2014年 6月 11日10:47 / 提供:新華網日本語

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 【新華社北京6月11日】中国の習近平国家主席は10日、人民大会堂でバングラデシュのハシナ首相と会見した。

 習近平主席はハシナ首相が父親の故ラフマン元大統領の遺志を受け継ぎ、中国 バングラデシュの関係発展に力を尽くしてきたことを賞賛し、次のように表明した。バングラデシュは南アジアとインド洋の重要な国で、中国もバングラデシュも人口大国と大きな発展途上国である。中国側は中国 バングラデシュ関係を非常に重視し、バングラデシュを南アジアとインド洋地区の重要なパートナーであり協力先と見なしており、両国関係の前途は明るい。来年は両国の国交樹立40周年で、双方はハイレベルの交流の勢いを保ち、様々な祝賀イベントを行い、各分野での実務的な協力を開拓し、中国 バングラデシュの全面的なパートナーシップを更なる緊密にし、新しいステップに上がるようにしていく必要がある。

 習主席はさらに次のように述べた。2010年6月、私はバングラデシュを訪問した。双方が当時、合意した各プロジェクトがその後、いずれも実行に移されたことに喜びを感じる。また、バングラデシュは海上シルクロード沿岸の重要な国である。中国側はバングラデシュ側がシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの整備に積極的に参加することを歓迎し、同時にバングラデシュ 中国 インド ミャンマー経済回廊の建設を推進し、利益共同体を作り、両国と当地域の人民に幸せをもたらすよう希望する。

 ハシナ首相は父親のラフマン元大統領と周恩来総理などの中国の先代の指導者との友好往来を楽しく振り返し、次のように表明した。バングラデシュと中国は深い伝統的な友情があり、両国の善隣友好関係は順調に発展していて、時間が経っても風化していない。

 バングラデシュ側は現在、貧困から脱却して、2021年までに中所得国の仲間入りをするという目標を実現するために努力する。バングラデシュは中国の成功体験を参考にし、中国側と協力を強め、中国の核心利益と重要な関心事において、今後も引き続き揺るぎなく中国側を支持していく。 私は昆明で行われた第2回中国―南アジア博覧会に出席し、南アジア諸国と中国との協力における大きな潜在力を実感した。バングラデシュ側は中国側が提出した「シルクロード経済帯」と「海上シルクロード」の重要な提案に賛成する。また、バングラデシュ 中国 インド ミャンマー経済回廊も南アジア地域の経済成長に重要な意義があるから、バングラデシュ側はこれに積極的に参加したい。

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