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国務院報道弁公室、『香港特別行政区における「一国二制度」の実践』白書発表
2014年 6月 10日16:49 / 提供:新華網日本語

 国務院報道弁公室は10日、『香港特別行政区における「一国二制度」の実践』という白書を発表し、祖国復帰以来、「一国二制度」が香港での実践の成果を全面的に紹介した。

 白書は次のように指摘した。「一国二制度」が香港での実践の経緯を振り返え、まとめ、全面的かつ正確に「一国二制度」の方針?政策を理解?実行することは国家主権や安全?発展の利益を守り、香港の長期的安定と繁栄を維持し、「一国二制度」の実践が正確な道に沿った発展を引き続き推進することに有利だ。

 白書全文は約2万3000字で、大量の事実とデータに基づき、「一国二制度」政策の由来と香港で収めた実践の成果を5つの部分に分けて紹介している。その中、香港が順調に祖国に復帰した経緯、香港における特別行政区制度の確立、各事業が全面的な進歩を収めたことなどが含まれる。

 白書は次のように指摘した。香港特別行政区は成立以来、中央政府と祖国内地の強力な支持のもと、特別行政区政府は香港各界人士を団結?リーダーし、「一国二制度」の優勢を十分に生かし、香港社会?経済?政治の大局の安定を保ち、各事業の前進?発展を推進し、新たな成果、進歩を収め続けている。その中、香港住民の基本的権利と自由が十分に確保され、民主的政治制度が法律に基づいて着実に推進され、経済の安定的発展を維持、各社会事業が新しい段階へ進み、対外交流と国際的影響力が一層拡大されたことがが挙げられている。

 白書はまた次のように指摘した。中央政府は香港の経済発展と民生改善を非常に重視しており、香港による各種の難題や挑戦への対応を全力に支持し、国家全体の発展戦略を計画?推進する場合には、香港の役割を十分に発揮させ、香港?内地間の交流と協力を積極的に推進し、香港の繁栄と安定維持のための強い後ろ盾になっている。

 さらに白書は、中央政府は従来通りに特別行政区政府および香港同胞とともに、「一国二制度」の方針?政策及び香港基本法を全面的かつ正確的に実行し、香港特別行政区の各事業のさらなる発展を推進していくと指摘した。

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