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朝鮮半島ミサイル防衛システム配備は安定にマイナス 中国外交部
2014年 5月 29日17:07 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京5月29日】中国外交部の秦剛 報道官は28日の定例記者会見で、朝鮮半島のミサイル防衛システム配備は地域の安定と戦略バランスにマイナスで、米国が地域関係各国の合理的懸念に十分配慮するよう希望すると述べた。

 米国が韓国に戦域高高度防衛ミサイルシステムを配備することを検討していることにコメントを求められて答えたもので、秦報道官は次のように述べた。

 朝鮮半島情勢は現在、不確実で複雑、敏感な要因が存在し、中国は朝鮮半島の平和 安定維持、半島の非核化、対話 交渉による半島問題の解決を堅持する。われわれは中国の玄関口で情勢の緊張から戦乱が起きることを決して許さない。関係各国が共に努力し、半島の平和 安定の大局を重視し、緊張を激化させることをしないよう促す。

 ミサイル防衛システムについて中国の立場は一貫し、明確である。われわれはこの地域のミサイル防衛システム配備は地域の安定と戦略バランスにマイナスであると考えており、米国が地域の関係各国の合理的な懸念に十分配慮するよう希望する。

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