中国外交部、「日本側の行動は危険で挑発的だ」
2014年 5月 28日16:18 / 提供:中国国際放送局
中国外交部の秦剛報道官は26日、北京での定例記者会見で、中国と日本の戦闘機が東海で接近したことについて言及し、「日本側の行動は非常に危険で挑発的なものだ。日本側が真剣にその行動を反省し自粛すべきだ」と語った。
秦報道官は「この件について中国国防相はすでに声明を発表して事実の真相と中国側の立場を詳しく紹介した。日本側の行動は非常に危険で挑発的だ。日本側が真剣にその行動を反省し自粛すべきだ。それによって双方の誤った判断を起こし、ひいては摩擦と衝突を招くことを避けるべきだ。そうしなければ、それによって引き起こしたすべての結果を日本側が負うべきだ」と語った。
さらに、「中国は中露合同軍事演習の前にすでに演習を行う関連の海?空域を明らかにし、国際社会に航行禁止区域を告知した。それにもかかわらず、日本側は中国側の告知を顧みず、偵察機を繰り出し中国の東海防空識別圏に入り、中露合同軍事演習の様子を偵察したり干渉したりしていた。これは事実だ」 と述べた。
関連記事
- 「日本は恥知らずで、くだらなく、不当だ」 中日軍機「異常接近」事件で中国外交部
- 中国外交部報道官、ベトナム側が暴行・破壊・略奪・放火を放任したため中国側に多くの死傷者と重大な財産損失が出たが、いまも中国側に一度も説明したことがない
- 大虐殺、慰安婦?案の登録申請で日本の申し入れ拒否 中国外交部
- 南沙でのフィリピンとベトナムの小細工は拙劣な茶番 中国外交部報道官
- 中国側の慰安婦?案の世界記憶遺産登録申請の目的は歴史銘記だ 中国外交部
- 外交部、「宗教への高圧的制限がテロを招いた」は極めて誤った見解
- 少数の国の主権 権益侵害の挑発行動には断固対応 中国外交部
- 中国外交部報道官、日本の立法機関が「中国の脅威」を騒ぎ立てるのは極めて無責任
- 習近平主席の特使として王毅外交部長8―9日訪印外交部報道官
- 中国外交部報道官、日本側が責任ある態度で「慰安婦」問題を善処すべき