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いかなる形の『台湾独立』の主張も警戒すべきだ
2014年 4月 30日16:41 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国国務院台湾事務弁公室が30日午前開いた定例記者会見で範麗青報道官は、「台湾海峡両岸の同胞はいかなる形の『台湾独立』の主張にも十分警戒すべきであり、『台湾独立』勢力に両岸関係の平和発展を破壊させてはならない」と表明した。

 記者団から「台湾の民進党などが様々な『両岸協議監督条例草案』を提出し、すでに審議段階に入っている。中には『両国政府』が交渉・調印するといった言葉があるが意見は?」との質問が出された。

 これに対して範報道官は、「われわれも様々な『両岸協議監督条例草案』の両岸関係の性格に関する表現の中に『二国論』や『一つの中国・一つの台湾』などの論調があることに注目している。われわれが『台湾独立』に断固として反対し、いかなる形の『二国論』にも反対するという立場は変わらない。大陸と台湾は一つの中国に属しており、両岸関係が国と国の関係でないことは誰でも知っている。『両岸協議監督条例草案』を利用して『二国論』、『一つの中国・一つの台湾』という『台湾独立』の思想を主張し、両岸の交渉と両岸関係の平和発展を損なういかなるたくらみも十分に警戒すべきだ。両岸同胞は両岸関係の平和発展という局面を大切にし、『台湾独立』勢力に破壊させないよう希望する」と答えた。

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