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中国の崔天凱駐米大使、中米の新型大国関係構築には「プラスエネルギー」が必要
2014年 4月 27日10:52 / 提供:新華網日本語

 中国の崔天凱駐米大使は25日、中米による新型大国関係構築の趣旨が相互尊重の上でのウィンウィンを実現したもので、これは双方からの「プラスエネルギー」を要ると示した。

 崔天凱大使は同日にハーバード?ケネディスクールで演説した際、上述の態勢を表明した。崔天凱大使は、アジア太平洋地域が中米両国の新型大国関係構築の起点と試験区になるはずで、これは双方の真面目な承諾と行動を要る。中国側は終始揺るぎなくこの目標に力を尽くし、これは双方の共同の積極的な意思になるか否か、中国側は刮目して待っている。

 崔天凱大使は次のように述べた。中国はアジア太平洋地域の平和安定、共同繁栄と開放包容の一体化プロセスに力を尽くし、アジア太平洋地域を対立の集団と同盟に分けるのは時代の潮流に合わないもので、建設的な振る舞いではない。中国とアジア太平洋諸国は日増しに運命共同体になりつつあり、この関係は時代に遅れた同盟関係よりもっと永続で、もっと強力で、もっと強靭である。

 崔天凱大使は、釣魚島問題において、中国側の立場は非常に明確で、即ち釣魚島が中国の領土だと述べた。崔天凱大使は、米日安保条約が両国の二国間条約として、第三国の利益を損なうわけにはいかなく、更に中国の領土をカバーしてはならないと示した。

 崔天凱大使は次のように述べた。中国の原則的立場が一貫して断固?明確で、これでほかの人のミス判断を減らすことができる。中国はいかなる脅迫と脅威に恐れず、原則的問題においても譲歩することはない。中国による中核的な利益を守る決心は決して過小評価されることは許さず、如何なる人でも中国の平和発展のプロセスを容易に転覆しようと空想してはならない。

 崔天凱大使は、米国がアジア太平洋諸国と共に、21世紀の方式で共同の挑戦に対応しようと中国は希望していると示した。

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