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李克強総理、カンター米下院多数党院内総務と会見
2014年 4月 25日13:44 / 提供:新華網日本語

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 【新華社北京4月25日】中国の李克強総理は24日、北京の中南海紫光閣で米下院のカンター多数党院内総務を団長とする議員代表団と会見した。

 李克強総理は次のように表明した。中米の国交樹立からこの35年の関係発展の歴史は両国の発展と繁栄が互いにチャンスをもたらしたことを示している。最近、両国元首はオランダ ハーグでの核セキュリティーサミットの際に会談し、成功を収めた。新たな情勢の下、双方は互いに尊重し、中米間の三つの共同コミュニケの原則と国際関係の基本準則を踏まえ、対話と協力を拡大し、意見の相違を適切に処理し、中米関係の健全かつ安定した発展を推進しなければならない。

 李克強総理は次のように強調した。平和的発展の道を歩む中国の決意は堅固で、国の主権と領土保全を守る意志は揺るがない。われわれは各国と共に世界と地域の平和と安定を守り、発展と協力を促進することを願っている。中米は補完性が非常に強く、協力の潜在力が大きく、共通の利益が意見の相違を大きく上回っている。中国の全面的改革深化と一層の開放拡大は中米の協力により多くの新たなチャンスをもたらすだろう。双方は投資協定交渉を加速し、各分野の協力を深めなければならない。米国が対中ハイテク輸出規制を緩和し、中国企業の対米投資に公平な競争環境を提供することを希望する。米連邦議会議員がより多く中国を訪れ、互いの理解を深め、中米関係発展のため建設的役割を果たすことを歓迎する。

 カンター米下院多数党院内総務はつぎのように表明した。米国は太平洋国家で、米国の未来はアジア太平洋地域と関連するだけでなく、絶えず発展 強化している米中関係とも密接な関係にある。米下院と議員は両国関係を強化し、互恵協力を深化させ、共に繁栄すること及び国民の友好を促進するため努力していきたい。双方はまた、共に関心を寄せる国際や地域問題について意見を交換した。李克強総理は南中国海と釣魚島問題上の中国側の立場を説明した。

 

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