Home > ニュース > 中国  >  習近平国家主席の欧州訪問:欧洲が中国を再認識するように自信を持って呼びかける
習近平国家主席の欧州訪問:欧洲が中国を再認識するように自信を持って呼びかける
2014年 4月 24日9:44 / 提供:新華網日本語

  【新華社北京4月23日】2014年4月21日、中央テレビで放送した習近平国家主席欧洲訪問特別報道番組『一橋飛架中欧』(中国と欧州に架かる橋)は、習近平国家主席の欧洲訪問及び中国と欧洲関係の発展について詳細に説明していた。番組を見た多くの視聴者は心を躍らせた。

 世界の制度と国際関係の構図に重大な変革が生じる歴史的な瞬間に、習近平国家主席の欧洲五カ国訪問は、中国の外交史における新たな1ページを開いた。

 今回の訪問は、中国の指導者の的高度な自信を世界にアピールしただけでなく、中国の自信を示したとも言える。中華民族は、偉大なる民族だが、近代は遅れをとってしまっていた。秦統一から大唐貞観之治までの千年もの間、制度の優位性によって、世界に先駆けた中華民族は何故、近代において貧しく弱くなったのだろうか。貧しく弱い中国がどのようにして中国共産党の指導のもとで、偉大なる復興を遂げたのだろうか。今日、全世界はこの「ジョセフ・ニーダムの論題」と称される重大課題について思考している。

 今回の訪問で、習近平国家主席はこの問いについて、明解に深層から回答し、「中国について」世界に説明した。第一に、中国は広大で、「我々には、比類のない大きな舞台がある」、東が不振になれば、西が活性化し、南が消滅しても北がある。第二に、中国の歴史は長く、「我々には、比類のない深みのある歴史的蓄積がある」、五千年の歴史は、我々の民族がこの上なく強靭な復興エネルギーを有することを立証している。第三に、我々の人民には、不屈の挫けない奮闘精神があり、比べようがないほど強大な前進する定力を持つ。

 広大な国土、悠久の歴史及び勤勉で勇敢な人民はまさに、これらの3つが結びついて、ナポレオンに「眠れる獅子」と呼ばれる中国を構成している。習近平国家主席は、今、中国という獅子が眠りから覚めたが、これは平和で文明的な獅子だ、と世界に向けて毅然と宣言した。

 欧州訪問ではまた、中国の特色ある社会主義路線に対する自信を世界にアピールした。世界の旧制度に深刻な危機が生じてい る歴史的瞬間に、習近平国家主席の主張は、EU(欧州連合)の欧州一体化に向けた制度作りへの模索と制度改革をはっきり支持している。また、欧州とアジアの大陸の架け橋を基点に、新しい歴史時期における中国と欧州が緊密に連携する新たな制度の青写真の輪郭を描き出している。

 欧州訪問によって、制度作りへの模索においてその難度が高い欧州各国との交流が活発化した。これは1840年以降に、中国が自国の発展の経験を西側と享受した初めての試みでもある。したがって、これはまさに中国の特色ある社会主義路線の実践における成功であり、帝国主義と資本主義の古い道を歩むことなくても、発展の巨大な成果を取得できたことを世界に立証した。今回の訪問の意義は、人類の歴史に深く刻み込むことができることに違いない。

関連記事