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西太平洋海軍フォーラム第14回年次総会が青島で開催
2014年 4月 23日9:39 / 提供:新華網日本語

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 4月22日、年次総会に参加する各国海軍の指導者と代表は会場でお互いに挨拶をした。

  中国海軍が初めて主催する西太平洋海軍フォーラム第14回年次総会は22日、青島で開催した。21のフォーラム加盟国とオブザーバーの3カ国、及びフォーラムのオブザーバー参加を申請しているパキスタンなどの25カ国からの150人余りの海軍指導者と代表が今回のフォーラムに参加している。

  8時30分、西太平洋海軍フォーラム第14回年次総会が公式に開始した。今回のフォーラム年次総会の主席、中国共産党中央軍事委員会の委員、中国海軍司令官の呉勝利氏は開幕の祝辞を述べた。

 呉勝利氏は次のように述べた。ここ数年来、すべての加盟国とオブザーバーの共同の努力の下で、西太平洋海軍フォーラムの枠内における協力の中身が絶えず豊かになり、範囲・分野が絶えず拡大しつつあり、戦略の相互信頼が絶えず増強しているので、地域的海上安全協力の重要なメカニズムと手本になっただけでなく、その影響力も絶え間なく強くなり、世界海洋事務で果たした役割もますます重要になっている。協力が信頼を増進させ、信頼があったこそ、ウィンウィンを獲得できると実践により証明された。今回の年次総会を通じて、各国海軍の相互理解と信頼を増進させ、海上における実務的協力を深めると希望している。

 二日間のフォーラム年次総会中、総会に参加する各加盟国とオブザーバーは2012年次総会の会議紀要、2013年と2014年の活動グループ会の会議紀要を審議し、また将来の仕事の手配を紹介・確認し、「協力、信頼、ウィンウィン」というフォーラムのテーマをめぐって検討・交流を行い、呉勝利中国海軍司令官は基調演説を発表する予定。

 1987年に創立された西太平洋海軍フォーラムは、目下西太平洋地域の唯一の定期開催の多国対話と協力の海軍フォーラムである。20年余りの発展を経て、フォーラムの加盟国は既に最初の12から現在の21までに拡大し、影響力は既に「西太平洋」の地域範囲を超えた。

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