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習近平国家主席が「空天一体、攻防兼備」の強大な人民空軍を早急に建設することを強調
2014年 4月 16日9:33 / 提供:新華網日本語

 中国共産党中央委員会総書記、習近平国家主席、中央軍事委員会主席は14日、空軍機関を訪問し、空軍建設及び軍事闘争準備に関する調査研究を行った。習近平国家主席は中国共産党中央委員会及び中央軍事委員会を代表し、空軍の全官兵に向かって真摯な態度で挨拶し、共産党の新情勢のもとで「強軍目標」の実現を目指し、部隊の革命化、現代化、正規化建設を全面的に強化し、「空天一体、攻防兼備」の強大な人民空軍を早急に建設し、「中国夢、強軍夢」の実現に向けて、強固なエネルギーと支柱を提供する必要があると強調した。  

 習近平国家主席は午前9時15分頃、空軍機関指揮所を訪問し、隊員の当直状況を把握した。習近平国家主席はまた、指揮所の当直担当者を慰問し、現場にいた官兵と親切に握手して当直の業務状況について彼らに尋ね、制空状況処置課目司令演習を見学し、部隊当直隊員の高度な警備体制、反応の機敏さ、各種行動に現われた良好な軍政資質及び戦闘に備えた気風を高く評価した。  

 習近平国家主席はまた、失踪したマレーシア航空機の捜索活動の進展状況を懸念し、捜索任務に参加し、執行した中国の官兵に対し十分に関心を示した。習近平国家主席は、映像を通じて捜索活動状況に関する空軍航空兵の報告を聴取した。習近平国家主席は次のように指摘した。マレーシア航空機の失踪は非常に不幸な事件で、心が痛む。捜索活動は現在、ブラックボックスを探す重要な段階にある。組織的な指導を強化し、関係方面の連携と協力を適切に行い、後続的な捜索活動を少しも気を緩めることなく行わなければならない。  

 習近平国家主席は、空軍副師職以上の幹部と接見し、空軍建設の発展状況についての報告を真剣に聴取した。その後、習近平国家主席は重要な談話を発表し、次のように指摘した。空軍は戦略的な軍種であり、国家の安全と軍事戦略の全局において、一挙手一投足が全体に影響を及ぼす地位と役割を担っている。空軍は近年、中国共産党中央委員会及び中央軍事委員会の策定と指示を徹底して実行し、部隊の全面的建設及び軍事闘争準備を着実に推進し、著しい成績と進歩を取得し、国家の主権、安全、発展に向けた利益を擁護するために重要な貢献を行ってきた。  

 習近平国家主席は次のように強調した。強大な空軍建設は共産党と人民のたゆまぬ追求であり、「強軍目標」の実現に向けた重要な一部分だ。使命と役割を明確化し、ただ一刻を争うのみの緊迫した意識、他に転嫁できない役割精神、空高い凌雲と闘う志をもって、懸命に厳しい任務に取り組み、空軍現代化建設のペースを加速しなければならない。実践準備を強化し、隊員を訓練して戦う、派兵して戦う構想を強固に樹立し、随時、戦いに備える構想を強固にし、現行条件を基盤として戦いに勝利する構想を強固に樹立し、各項の戦備制度を着実に実行することを徹底し、常時、油断することなく戦いに備える状態を維持し、有事の際に迅速かつ効果的に対応し、空軍が果たすべき各項の軍事闘争任務を徹底して遂行可能であることを保証しなければならない。

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