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李首相、マレーシア首相と電話で会談
2014年 3月 18日9:55 / 提供:中国国際放送局
 国務院の李克強首相は17日午後、マレーシアのラザク首相と電話会談し、消息不明となっているマレーシア航空機の捜索について話し合った。

 李首相は「今、最もやるべきことは依然、捜索救助だ。中国は10隻以上の専門捜索船を海域に派遣し、捜索を展開している。更に、関連した海域を通過する中国籍の商船を通じても捜索している。また、多くの航空機や、21の衛星を投入している。私たちは25カ国に状況を伝え、捜索を支持するよう求めた」と述べた。

 李首相は「僅かでも希望がある限り、私たちは最大の努力を尽くし、引き続き捜索する。マレーシアが所有するデータや情報を、迅速に、正確に、かつ全面的に中国側に提供し、捜索と調査を同時に行い、マレーシア政府とマレーシア航空は、責任を持って家族に対応して欲しい」と強調した。

 ラザク首相は、現在の捜索や最新状況、マレーシアの今後の考えを伝えた後、「不明機が発見されるまで引き続き、全力で捜索救助に取り組む」と表明した。