【新華社北京３月１４日】中国の李克強総理は１３日、第１２期全国人民代表大会（全人代）第２回会議閉幕後の記者会見で、香港は今後、グローバル競争の中で競争の優位性を維持すると信じていると強調した。香港の前途に関する質問に答えたもので、次のように述べた。

  この数年、世界経済は起伏が大きいと言え、こうした厳しく複雑な環境の中で、香港は足場を固め、繁栄を維持しており、これ自体、香港経済の競争力を示している。香港は祖国本土の改革?開放と近代化建設の中で重要な貢献をした。われわれは現在、改革を全面的に深化させ、経済の高度化を図っており、これも香港により大きな発展の余地をもたらしている。

  香港・マカオに対する中央の政策は一貫し、明確なものである。中央政府は香港が国際金融、貿易、海運センターとしての地位を維持し、高めるのを引き続き支援する。本土はサービス業の開放を一段と拡大しており、香港はこの面で特別の優位性があり、水辺の楼台は月が真っ先に照らすで、関係の近いものに利益がある。

  香港同胞には従来から懸命に勝ち抜く精神があり、今後のグローバル競争の中で競争の優位性を維持し、繁栄を続けると信じている。