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<全人代>崔天凱大使、報告は改革精神を反映
2014年 3月 6日13:27 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 全国政治協商会議の委員でもある崔天凱駐米大使は、5日北京で記者のインタビューに対し、「『政府活動報告』の中国外交の論述は改革の精神を反映している。新しい時代の大国関係はゼロサムゲームではない」と述べた。

 崔駐米大使は、「報告の中の中国外交と国際環境に関する論述にはっきりとした方向性がある。李克強首相は政府活動報告で、第2次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序を守り、歴史の流れを逆行させることを決して許さないと強調した。世界の平和と安定に関わる戦後の国際秩序を維持していくと発言したのは、この秩序を改め、覆そうとしている人がいるからだ」と強調した。

 中米の新しい大国関係の構築について、崔大使は、「大国の関係は、国際環境にとって重要な影響がある。米国は世界一の先進国として、国際環境において特別かつ重要な意義を持っている」と述べました。

 AP通信が伝えたところによると、オバマ大統領の夫人、ミシェル・オバマ氏は3月19日から26日にかけて、中国と教育面での交流強化のために中国を訪問するということです。これについて、崔大使は、「ミシェル夫人の中国訪問を歓迎する。中国訪問に大変興味を示しているようなので、初めての訪問が中国を理解するよい機会となるよう期待している」と話した。

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