【新華社南京2月13日】台湾側大陸委員会責任者の王郁�g氏一行は１２日午前、南京の中山陵を参拝した。

　王氏は祭文のなかで「両岸人民は同じ中華に属しており、中山思想は双方の共通の財産である。『九二共通認識』を踏まえ、小異を残して大同につき、平和的発展を促し、共にウィンウィンを目指していく」と表明した。同氏は「過去６０年あまりの間で最も深刻だったときには、交戦したこともあったが、双方は２００８年以降、『九二共通認識』を踏まえ、制度化された協議と交流と協力を通じて平和で安定した発展を促してきた。双方が今後、実務的な姿勢を貫いて問題を解決していけば、長期にわたって安定した関係を構築し、人民により多くの幸せをもたらし、台湾海峡を平和と協力の海にすることができる」と述べた。

　王氏一行は孫中山の坐像にお辞儀をし、献花するとともに石棺を仰ぎ見た。