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建国以来初の最高級レベル協議、代表部開設で合意=両岸
2014年 2月 12日9:35 / 提供:
握手する張志軍主任(右)と王郁琦担当者

 中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任は11日午後南京で、来訪の台湾側大陸委員会の王郁琦担当者と会談した。双方の両岸問題主管部門責任者が公式会談するのは今回が初めて、双方の代表部を設けることで合意した。新華社が伝えた。

 王郁琦担当者は会談後の記者会見で、今回の面会は両岸関係の「重要な一里塚」で、両岸関係をより積極的な方向へ発展させることを推進してゆくと示した。

 張主任は冒頭であいさつし、我々が今後、日常的に往来し良き友人になり、両岸関係発展のため尽力できるようになることを望んでおり、そうなるものと信じていると表明した。

 張主任はまた「郁琦主任委員と会うのは今回が2回目だ。初対面のとき知り合いでなくとも、再会すれば友人になれるという言葉があるが、いまの我々を親友と言うことはできない。それはバリ島での会談が5分間にすぎなかったからだが、友人であることは確かだ」と語った。

 張主任は次のように表明した。昨年10月バリ島で確認した合意を実行に移すことが今回の会談の主な目的である。それは我々が相互訪問し、双方の主管部門が常態化されたコミュニケーションの仕組みを構築することにほかならない。当然のことだが、今回のチャンスを借りて、両岸関係の情勢、政策、双方の交流と協力にかかわる問題について意見を交換し、双方の関係を絶えず発展させることも望んでいる。

(編集z)

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