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国際社会は日本右翼勢力に警戒心を保つべき 中国外交部
2014年 2月 11日13:15 / 提供:新華網日本語

 中国外交部の華春瑩報道官は10日、国際社会は日本の右翼勢力による歴史問題での逆行に対し高度の警戒心を持ちつづけ、歴史の正義を断固として守っていくべきだと表明した。  

 当日の定例記者会見で、ある記者が、報道によると、日本のNHK経営委員の百田尚樹氏が8日、第二次世界大戦の期間に、米軍による東京大空襲や広島と長崎での原爆投下も大虐殺で、極東国際軍事裁判は真実を隠すための裁判だったと称した。在日本米国大使館の報道官はこれについて、この言論は常識が欠け、日本の関係当事者が地域の緊張情勢を強める言論の発表を避けるよう希望すると述べた。中国側はこれに対しどのように評するのか。  

 華報道官は次のように述べた。中国側は関係する報道と米国の態度を気づいた。日本側の人士の態度表明は近日、日本側が歴史問題での一連の誤る態度表明と同じで、その目的は、日本軍国主義の対外侵略の歴史を否定し、さらには美化して、第二次世界大戦の結果と戦後の国際秩序を挑戦するのだ。  

 華報道官は次のように述べた。歴史の警鐘は長く鳴らすべきで、歴史の教訓はくみ取るべきだ。「日本の右翼勢力は歴史問題で盛んに歯車を逆転させ、いったい日本をどこまで導いていくのか。平和と安定にどんな影響を与えるのか。国際社会はこれに対し高度の警戒心を持ちつづける必要があり、歴史の正義、第二次世界大戦の成果と戦後の国際秩序、またこの地区の平和と安定を断固として守っていくべきだ。」

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