中国外交部、日本に中日関係改善への真の努力促す
2014年 1月 25日16:36 / 提供:新華網日本語
【新華社北京1月25日】中国外交部の秦剛報道官は24日の定例記者会見で、日本側が誠実な態度で中日関係改善に真に努力することを希望すると述べた。
ある記者が次のように質問した。日本政府が23日、安倍晋三首相の在日華人向けの春節賀詞を発表した。安倍首相は賀詞の中で、中日両国は「戦略的互恵関係」の原点に立ち返り、両国関係全体に影響を及ぼさないように、両国間に存在する個別の問題をコントロールするよう呼び掛け、また、両国が午年にすべての障害を乗り越え、未来に向かい肩を並べ共に前進することを祈ると表明した。中国側はこれに対しどのように評するか。
秦剛報道官は次のように述べた。中国側は中日関係を非常に重視している。我々は中日間の4つの政治文書に基づき、歴史を直視し、歴史を鑑み、未来に向かうという精神に従って両国関係を発展させることを一貫して主張している。日本側が重要な点を避けて枝葉な点だけ採り上げ、肝心な点を避けて空虚なことを論じるのを止め、言行を一致にし、誠実な態度で両国関係改善に真に努力するよう我々は希望する。午年を迎えるにあたり、日本の指導者から華人への最高の祝賀、中日関係に対する最も誠意ある祝詞は、「歴史問題では崖っ淵から馬を引き返し、直ちに謝罪して過ちを正し、靖国神社は二度と参拝しない」を表明することに勝るものはない。
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