Home > ニュース > 中国  > 「中央改革全面深化指導小組」の第1回会議が開催
「中央改革全面深化指導小組」の第1回会議が開催
2014年 1月 23日18:30 / 提供:
「中央改革全面深化指導小組」の第1回会議

 中国の習近平共産党総書記(国家主席)は22日、新設された「中央改革全面深化指導小組」の第1回会議を開催した。組長の習氏の下の副組長として李克強首相、劉雲山党政治局常務委員、張高麗副首相の3人が出席した。小組の下には経済体制、民主法制、社会体制、党建設、規律検査体制など六分野の改革専門チームが設置された。  

 習主席は「中国共産党第18期第3回全体会議以降、各地区と各部門は速やかに動き出し、一連の改革措置を制定し、実施している。その中で、改革に関する全社会の共通認識と力を集めて、国家管理システムと管理能力の現代化の推進に取組み、市場が資源配置で果たす決定的役割と政府の役割をよく発揮し、社会の公平と正義を促進し、人民の福祉を増進させ、また、社会のホットな問題に対して積極的な対応を行っていることに尽力している」と指摘した。  

 また、習主席は「行政的審査・批准制度の改革や、工商登録制度の改革、社会主義の革新的価値体系の構築推進、『単独二胎(夫婦の一方が一人っ子の場合、2人目の子供を生む)』政策の実施、労働教養制度の廃止、幹部の評価制度の改革と完備、幹部の選抜任用システムの改善、倹約の堅持と浪費の反対、党風の清廉建設と腐敗取締り闘争の深化など社会から高く注目されている問題に対して、われわれは関連部門を組織して、政策措置と制度などを打ち出したほか、一部の問題に対しては、法的決定を作り出した」と語った。  

 習主席は「中国共産党第18期第3回全体会議の精神を貫く中で注意しなければならない問題が沢山ある」とし、これらの問題と困難を一つ一つ解決して行かなければならないことを強調した。                                              

(編集z 写真:中新社)

関連記事