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2隻目の国産空母が大連の造船所で建造へ
2014年 1月 20日17:16 / 提供:

 

 遼寧省党委員会書記の王珉氏はこのほど開かれた遼寧省人民代表大会の大連代表団の議論の中で、空母建造中に関する情報を明かした。王氏によると、2隻目の空母は大連市で建造中で、工期は6年を予定している。中国海軍は将来的に、少なくとも4隻の空母を保有することになる。また大連市は、先進的な2隻の052D駆逐艦を建造中だ」と香港紙、大公報が報じた。高官が中国が建造中の2隻目の空母、および建造の場所と日程表を裏付けたのはこれが初めてだ。

 大公網は竣工の時期については明らかにしなかったが、遼寧艦は2012年9月に海軍に交付されたため、新空母は2018年に竣工すると見られる」と予想した。

 中国海軍が初期的な作戦能力を形成するには、将来的に3隻以上の空母を保有する必要がある。1隻は作戦、1隻は訓練、1隻はメンテナンスと、何かあったときに少なくとも1隻は出動できるようにし、重大事には海上戦略で突出した効力を発揮しなければならない。そうすることで、国家海洋方面の縦深防御を大幅に拡大し、体系化、総合化、情報化された海空作戦力によって国家の意志を最大限体現し、海洋権益と国家主権を効果的に守ることができる。

 近年、中国の極超音速兵器や次世代戦闘機の開発、空母の改造や訓練はいずれも米国の神経を刺激する一方、米国はアジア太平洋周辺で、中国の発展が大きな脅威となっている、安全保障問題で米国に歩み寄り、米国の兵器(多くは退役間近かすでに退役したもの)調達に大金を注ぎ込むべきだとそそのかしている。

(編集z)

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