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釣魚島問題で日本側のエスカレートする挑発に中国側が断固として対応 外交部
2014年 1月 14日9:46 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京1月14日】中国外交部の華春瑩報道官は13日に、日本側がどのように自分の間違っている立場を宣伝しても、釣魚島は中国の領土という基本的な事実を変えられないと表明した。

  当日の定例記者会見で、ある記者が次のように質問した。報道によると、日本文部科学省が中学校と高校の学習指導要領解説書に釣魚島を日本の「固有の領土」と明記することを検討し、また、中国海警船(中華人民共和国海警局の海上で法を執行する船)が釣魚島海域に入ることに対し、日本防衛相は自衛隊と海上保安庁の協力で領土を防衛すると称したという。これに対し中国側はどのように評するのか。

  華報道官は次のように述べた。釣魚島は中国のものである。日本が釣魚島を窃取した歴史の経緯ははっきりとしている。釣魚島問題での日本の間違っている立場とやり方は、実際に世界の反ファシズム戦争の勝利の成果を否定し、第2次世界大戦後の秩序と『国連憲章』の宗旨と原則に対する挑発だ。

  華報道官は次のように表明した。日本がどのように自分の間違っている立場を宣伝しても、釣魚島は中国の領土という基本的な事実を変えられない。中国の国家領土主権を守る決意と意志は揺るぎない。もし日本側は釣魚島問題で挑発のエスカレートする行動を取れば、中国側は断固として対応し、これによる結果は日本側が負わなければならない。

  華報道官は次のように述べた。歴史は忘れるべきではない。歴史を否定し、歴史から逃げたい日本の一部の人は歴史の審判から逃げられない。われわれは再び日本側が歴史を正視し、実際の行動で誤りを改正するよう促す。

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