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日米軍用機の識別圏乱入に対し、中国戦闘機がスクランブル
2013年 11月 30日0:13 / 提供:

 

 中国空軍報道官の申進科空軍大佐は29日夜北京市で、同日に中国が防空識別圏を設定してから初めて、日本自衛隊機と米軍機に対し、緊急発進したことを明らかにした。防空識別圏の空中目標に対する常態化された有効な監視が実現していると評価している。

 申報道官によると、29日午前、中国空軍はSu−30、J−11などの主力戦闘機をスクランブル。米国のP−3、EP−3偵察機2グループ計2機を確認。中国の東シナ海防空識別圏に進入した日本のE−767、P−3、F−15など3種類の軍用機、7グループ10機を識別した。

 申報道官はまた、「空軍と海軍の飛行部隊が、今後も共同で防空識別圏内の監視飛行を続けていく」と強調した。

 中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は同日、中国が設定した防空識別圏に米爆撃機と自衛隊機が相次いで事前通告なしに進入したことを受け、軍事専門家が「米国はこの機会にアジア版NATOを結成するつもりだ」との見解を示したと報じた。


(編集:章坤良)

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