中国海軍の遼寧艦は駆逐艦2隻やフリゲート艦2隻と26日午前、青島市にある軍港を出港し、南中国海で科学研究と訓練を実施した。遼寧艦は、これまで100回以上の訓練を重ねてきたが、南中国海に向かうのは今回が初めて。新華網が伝えた。

　遼寧艦は、中国がソビエト連邦で設計された航空母艦ヴァリャーグの未完成の艦体を入手し、航空母艦として完成させたものである。艦番号は16。最初はヴァリャーグの漢語訳の「瓦良格」と紹介している。2012年9月25日、正式に就役し艦名は「遼寧」と発表された。

南中国海で科学研究と訓練するルート

（編集z ）