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中国外務省、サイバー空間行動原則の早期制定を促す
2013年 10月 29日10:31 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国外務省の華春瑩報道官は28日北京で、「現在、世界各国がサイバーセキュリティーに注目している。国際社会は国連の枠組みの下で、サイバー空間行動原則の早期制定を促すべきだ」と指摘した。

 これはこの日の記者会見で、米国安全保障局(NSA)が35カ国の首脳を盗聴していたことに関してコメントを求められた際に述べたものだ。

 華報道官は、「10月22日から25日まで、国連のインターネットガバナンスフォーラム第8回会議がインドネシアのバリ島で開かれた。会議に出席した代表は米国が他国指導者を盗聴していたことに関心と不快を示し、このようなやり方は他国の主権と個人のプライバシーを侵害し、人々のインターネットへの信頼と自信を低下させた。国際社会はサイバー空間の平和・安全・開放・協力を守るため、国連の枠組みの下で積極的に行動し、サイバー空間行動原則をいち早く制定する必要がある」と述べた。

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