中国国務院の李克強総理は9月11日、大連 2013夏季ダボス会議の開幕式に出席し、挨拶した。

　【新華社北京９月１２日】中国国務院の李克強総理は11日、大連 2013夏季ダボス会議の開幕式で挨拶し、金融体制改革の鍵は市場化を堅持することだと表明した。

　李総理はこのように述べた。中国経済が長期的に持続的で健全な発展を実現するには、改革に依拠しなければならない。全面的な改革には経済体制の改革が含まれ、経済体制の改革の重要な内容の一つは金融改革だ。これは複雑な系統的プロジェクトだ。複雑な系統的プロジェクトだからこそ、中国の改革が深いレベルでの攻勢段階に入ったことを示している。

　李総理はまたこのように述べた。次の段階で、金融体制改革を推進するには市場化改革の基本方向を堅持し、金利と為替レートの市場化を積極的、安定的に推進すると共に、金融機関の改革を推し進め、特に市場参入を緩和し、様々な所有制の金融機関に、より多くの発展空間を与えていかねばならない。