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「中国の夢」は平和・発展、協力・ウィンウィンの夢
2013年 8月 10日9:11 / 提供:新華網日本語

 中国人民平和軍縮協会の事ウ畏副会長は8日北京で行なわれた「軍備抑制と戦略安定」の国際シンポジウムの開幕式で、「『中国の夢』は平和・発展、協力・ウィンウィンの夢で、世界各国の人民のすばらしい夢と通じ合っています。」と述べた。

 歯實長はこのように指摘した。すべての人はみな自分の夢があり、すべての国もみな未来に対する期待がある。中華民族の偉大な復興の実現は、近代からの中国人民の最も偉大な夢であり、即ち「中国の夢」だ。その基本的な内包は国家の富強、民族の振興、人民の幸福を実現することにある。

 歯實長はこのように指摘した。中国人民はかつて歴史上侵略、戦争の苦しみを十分に受けたことがあるから、平和の貴さを十分に知っている。中国文化の伝統は「和を以って貴しとなす」「万邦を協和せしむ」「化干戈為玉帛(戦争をやめて親善を図る)」の平和的精神を強調している。中華民族は拡大する遺伝子を持ってはおらず、鄭和の艦隊が7回に渡って西洋を下り、アジア・アフリカなど30余カ国と地域へ遠航したことは、平和の旅、友情の旅だったといえる。

 「中国が国家の富強を実現するのに略奪拡大ではなく、平和的発展に頼るのです。」歯實長は、そのため、中国が過去と現在において平和を重視するだけでなく、今後真に強大になっても武力を乱用して拡張することはないと述べた。

 中国人民平和軍縮協会による主催の、2日間に渡る「軍備抑制と戦略安定」の国際シンポジウムが8日北京で開幕した。中国、米国、ロシア、オーストラリアのなどの国及び核実験禁止条約機関(CTBT)、国連軍縮研究所などの国際機関から来た百人余りの専門家・学者らが会議に参加し、核抑止と国際の安全などの話題について研究討論を行った。