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劉振民外交部副部長、ASEANと中日韓高級実務者会合に出席
2013年 5月 24日16:21 / 提供:新華網日本語
  ASEAN(東南アジア諸国連合)と中日韓(10+3)高級実務者会合が23日ブルネイのバンダルスリブガワンで行われ、ASEAN10カ国、中国、日本と韓国から来た高級実務者が参加した。劉振民中国外交部副部長は団体を率いて出席した。

  会議では10+3協力・進展[協力の進展]を総括・回顧し、10+3が金融、食糧、教育および相互接続などの分野の協力で獲得したプラスの成果を積極的に評価し、各当事者が共に努力し続け、『2007―2017年10+3協力活動計画』を全面的に実行し、10+3協力が再び新たなレベルに達することを推進し、東アジアの一体化建設のためにより大きな貢献を作り出すべきと強調した。

  劉振民副部長は発言の中でこのように表明した。東アジア経済が持続的に急速に成長することは、当地域が国際金融危機に対応し、世界経済の回復を推進するために重要な役割を発揮した。東アジア諸国の地政、経済、文化的優勢を引き続き十分に発揮して、10+3を東アジアの協力における主要ルートとしての地位を強固せねばならない。各当事者はチェンマイ提案の多角化を重点的に推進し、地域の金融協力メカニズムの建設を強化し、相互接続を推進し、インフラ建設の融資プラットフォームを積極的に構築して、地域の経済発展のために新たな成長点を探し求めるべきだ。また、政府とシンクタンクの連絡を強化し、東アジア・シンクタンク・ネットワーク(Network of East Asian Think-tanks)などの2つ目レールの学術プラットフォームを上手く用いて、東アジアの協力が絶え間なく進展を遂げることを推進する。中国側は各当事者と共に、10+3協力を推進し、東アジアの安定、発展と繁栄の促進のためにより大きな役割を発揮することを望んでいる。