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中国軍機40機が釣魚島周辺を飛行 国防部「正常な巡航」
2013年 4月 28日10:53 / 提供:チャイナネット

日本の「産経新聞」は4月27日、中国の海洋監視船8隻が釣魚島(日本名・尖閣諸島)から12海里内の海域に進入し法執行活動を実施した23日、40機以上の中国の軍用機が同周辺空域に飛来していたと伝えた。軍用機の大半が戦闘機で、中国空軍の新型戦闘機「Su-27」と「Su-30」も含まれていたという。

同紙は、中国の軍用機は航空自衛隊の戦闘機のパイロットを疲れさせるために絶え間なく押し寄せたとしている。また、政府高官は「前代未聞の威嚇だ」と発言した。

日本メディアの報道について、中国国防部の高官は「環球網」の取材に対し、「23日、日本側は大量のF-35戦闘機やP3C対潜哨戒機などを投入し、中国側の戦闘に備えた正常な巡航を行う航空機を追跡、監視、妨害し、正常な巡航と飛行の安全に影響を及ぼした。中国側はこれに対して断固として対応措置を採った。中国軍の航空機は自国の管轄海域の上空で戦闘に備えた正常な巡航を行っただけだが、日本側は事実を歪曲し、非難し、『中国による威嚇』と誇張している」と述べた。

また同高官は、「今年初めから日本側は絶えず挑発し、紛争を作り出し、『人を悪者扱い』して中国軍の顔に泥を塗っている。地域の平和と安定において面倒を引き起こしているのは日本側だ。われわれは日本側に適切な措置を採り、地域の緊張状態を故意に作り出す行動をやめるよう求める」と強調した。