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中国監視船が日本漁船追い払う=釣魚島海域で
2013年 4月 24日15:41 / 提供:
釣魚島海域でパトロール中だった中国海監船

 国家海洋局の公式ウェブサイトはこのほど、「23日10時までに現場で取り締まり活動をしていた中国海監船の圧力により、日本漁船は相次いで釣魚島(日本名:尖閣諸島)領海を離れた。中国海監船の権利保護・取り締まりのための活動が日本右翼勢力の企みを打ち砕いた」との情報を公開した。新華社が伝えた。

 23日朝、釣魚島海域でパトロール中だった中国海監船「51」「23」「46」が中国の釣魚島海域にいる複数の日本船を発見。国家海洋局は東シナ海の定期巡航任務を担当していた中国海監船「50」「15」「49」「66」「137」の編隊を釣魚島海域に派遣し、中国海監船「51」「23」「46」と合流後、4つの編隊で異なる方向から日本船の権利侵害行為を監視し、証拠を集めたと説明している。中国の学者は、これは「釣魚島における防衛から攻撃への転換の一里塚」だとコメントした。

 一方、中国海軍の宋学副参謀長は同日、「われわれの空母は1隻にとどまらない」と強調。中国が、去年9月に初めて配備した空母「遼寧」に続く、新たな空母を保有する計画を明らかにし、さらに、「1隻の空母には、少なくとも2つの飛行団を配属させる」と述べた。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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