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中国海軍:いわゆる「中国海軍艦艇がベトナム漁船を銃撃した」とされる件は全くの捏造
2013年 3月 28日9:58 / 提供:新華網日本語

 中国海軍の関連部門の責任者は26日記者に、いわゆる「中国海軍艦艇がベトナム漁船に発砲し火事を引き起こした」とされる件は全くの捏造だと述べた。

 事実の真相はこうだ。3月20日10時30分、ベトナム漁船4隻が我が国の西沙諸島の領海基線内に不法侵入して操業しており、我が海軍のパトロール艦艇が中国の領海に不法侵入したベトナム漁船に対し何度も勧告を行い、そこから離れるよう要求し、警笛や呼びかけ、手旗信号などのさまざまな方法で繰り返し行った勧告が無効だった状況の下、我が海軍艦艇が上空に向けて赤い信号弾2発を発射し警告を加えたが、信号弾は空中で燃え尽きた。武器を使用しての射撃やベトナム漁船が火事となった問題は根本的に存在しない。ベトナムの関連部門がいわゆる「銃撃」事件を捏造したことには下心がある。

 海軍の関連部門の責任者はこのように表明した。西沙諸島は古来より中国固有の領土だ。ここ数年、ベトナム漁船が頻繁に中国の領海へ不法侵入しており、不完全な統計によると、2012年だけでもベトナム漁船303隻が我が国の西沙諸島に不法侵入しており、中越両国?両軍関係の大局を守ることから、我が艦艇はこれまでベトナム漁船を捕らえてはいない。中国海軍艦艇は中国の領海に不法侵入した船を駆逐し、国家の領土主権と海洋権益を守ったことは完全に正当且つ合法的だ。

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