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中露専門家、習近平主席が最初にロシアを訪問する意義が深遠
2013年 3月 19日14:53 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京3月18日】中露両国の専門家は18日、ロシア通信社の北京ニュースセンターで行われた北京―モスクワテレビ電話座談会では、習近平氏が中国国家主席に当選した後、ロシアを初の訪問国にした意義が深遠であると表した。

 外交部の秦剛報道官は18日、習近平国家主席は3月22日から30日まで、ロシア、タンザニア、南アフリカ、コンゴ共和国に対して国事訪問を行うと宣した。

 「習主席はロシアを初の訪問国にしたことは、中国は揺るぎなく中露全面的戦略協力パートナーシップを発展させ、それを中国の対外政策の優先的な方向としていることを明確に表明している。」と中国社会科学院ロシア 東ヨーロッパ 中央アジア研究所の呉恩遠研究員は述べ、また「全人代 政協会議の後、中国の新しい指導者グループは必ず中露の健康的発展の勢いを継いで、より一層両国の協力を深化し、両国間の伝統的な友情を強固する」と述べた。

 新華社世界問題研究センターの万成才研究員は次のように示した。プーチン大統領はかつて中露戦略的協力パートナーシップは両国の共同利益の基礎の上に立てられたものであると明らかにした。国際環境はどのように変化しても、中露戦略的協力パートナーシップが樹立されてから今まで、ずっと引き続き深化且つ全面的に前へ発展してきていることは、その現れである。

 「今回の訪問は中露戦略的協力パートナーシップが『隙間なく繋がる』ことを実現し、中露戦略的協力パートナーシップを新しい発展段階へ推し進めることを意味するだけでなく、両国の大手プロジェクト協力の展開に従って、今までの『政熱経冷(政治関係良く経済関係余り密接しない)』の局面も変化することができる」と万成才研究員は述べた。

 ロシア科学アカデミー 極東研究所のセルゲイ ルジャニン副所長は、習近平主席がロシアを初の訪問国にしたことは、両国がより一層グローバルと地域、とりわけアジア太平洋地域の安全問題を重視することを意味し、それと同時に、両国間の経済貿易関係も両国の指導者の重視を得られると見なしている。同副所長は「今回の訪問はより一層双方の相互信頼を増進し、中露協力を新しいレベルに推進させる」と語った。

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