中国共産党の習近平総書記は22日、人民大会堂で上海協力機構(SCO)の新たな事務総長に就任したメゼンツェフ氏と会談した。習近平総書記は次のように強調した。目下の世界情勢が引き続き深刻かつ複雑な変化が起きていて、SCOの建設を強化し、加盟国間の長期的な善隣友好協力を推進し、新たな脅威や挑戦により適切に対応することは、加盟国の根本的利益にふさわしく、世界・地域の平和と安定にも有利である。SCOが加盟国の指導者が達成した重要な共同認識を着実に実施し、地域の安全?安定を確保し、加盟国の共同発展繁栄を推進する上で重要な作用を発揮しよう期待している。

　メゼンツェフ事務総長は中国との協力を強化し、今年SCOのビシュケクサミットをよく下準備して、同機構の更なる発展を積極的に推進していきたいとの意向を示した。

　外交部の張志軍副部長は会談に出席した。