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中国、「責任ある態度で越境河川を開発利用」
2013年 1月 31日16:54 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国外務省の洪磊報道官は30日の定例記者会見で、「ヤルツァンポ河の開発問題では、中国はすでに自分の立場をはっきりと述べている。中国は、常に責任ある態度で国境を跨ぐ水資源を開発・利用していく」と述べた。

 この日の記者会見で、ある記者が「報道によると、このほど中国政府が発表したエネルギー開発『第12次5カ年計画』で、ヤルツァンポ河中流に新たに3つの水力発電所を建設すると言ったが、これに対しインドは国境を跨ぐ水資源利用について懸念している。中国はこれにどう応えるか」と質問した。

 この質問に答えて洪報道官は、「中国は国境を跨ぐ河川の開発と利用については、常に責任ある態度を保ってきており、いかなる新しいプロジェクトも科学的な計画と論証を経て、上下流どちらの利益も考慮している」と述べた。

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