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台湾の釣魚島防衛船、日本船の妨害に遭い帰航
2013年 1月 26日13:41 / 提供:新華網日本語

  台湾・「中華保釣(釣魚島防衛)協会」の活動家が乗船し24日の明け方出航した釣魚島防衛船1隻が、釣魚島付近の海域で日本側の公務船(巡視船)の妨害に遭い帰航した。

 記者が台湾海洋巡視当局から得たところによると、「全家福」号という名のこの釣魚島防衛船は9時40分釣魚島の南西約28海里の海域で、日本側の公務船(巡視船)8隻による航行妨害に遭ったとのことだ。日本側の公務船(巡視船)は蛇行、波立てや黒い煙を排出するなどの方法で釣魚島防衛船の前進を妨害し、ならびに当船に向けて放水したという。

 上陸が順調にできなかったため、台湾の釣魚島防衛船は11時30分に引き返し、当日の夜台湾に戻ることになっている。台湾・中華保釣協会」の謝夢麟理事長など活動家計7人が乗船し、海の安全を守るとされる媽祖神像を釣魚島まで送る予定だった。

 理解したところ(情報)によると、台湾の海洋巡視船4隻が同行し続けているという。