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中露の国家元首が新年の挨拶
2012年 12月 31日13:42 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の胡錦涛国家主席とロシアのプーチン大統領が31日互いに新年の祝電を送った。新華社通信がこの日伝えた。

 胡主席は祝電の中で「2012年、中露両国の戦略的パートナーシップは新たな進展を遂げた。両国の首脳らが密接に交流し、一連の重大な問題で意見の一致を見た。両国間の貿易額は増加の勢いを保っており、実務的協力では、伝統的貿易から共同開発、共同投資、共同生産といった方向へ転換する動きがあった。文化交流も盛んに行われ、『ロシア観光年』イベントで大きな成果を収めた。また、国際問題と地域問題の解決で両国は良好な協調と協力を進めてきた。2012年、中露両国は国内の政治面でいずれも大きな出来事があると同時に、国の発展と振興に向けてそれぞれ立派な建設計画を描いて、両国関係の発展にも大きなチャンスをもたらした。新しい一年、中国はロシアと手を携えて、今後10年間の両国関係の発展計画を着実に実施する。各分野での実務的協力と戦略的連携を推進するとともに、ロシアでの『中国観光年』イベントの開催にしっかりと取り組む。国際問題と地域問題における協議と協調を強化し、両国の戦略的パートナーシップを新たな段階に引き上げるよう尽力していきたい」と語った。

 また、プーチン大統領は祝電で両国関係の発展ぶりとその成果を高く評価した上で、新しい一年では中国とともに両国関係をさらに推進していきたいとの考えを示した。

 

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