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胡主席、中ロ関係発展の原則と方針は変わらない
2012年 11月 22日10:45 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の胡錦涛国家主席は21日北京でロシアのセルゲイ・ショイグ国防相と会談した際、「中国はロシアとの関係を非常に重視している。国際情勢と両国国内の状況がどのように変化しようとも、ロシアとの関係発展の原則と方針は変わることはない」と強調した。

 胡主席は「ここ10年余り、中ロ両国と両軍の関係は未曾有の発展を遂げた。両国はハイレベルな往来と各部門間の協力システムを確立した。経済貿易の協力が大いに拡大されると共に、エネルギーや科学技術、人文、地方などにおける交流と協力もステップアップした。双方はそれぞれの主権や、安全、領土保全などの核心的利益にかかわる問題で互いを支持するほか、国際と地域問題でも密接に協調している」と述べた。

 また、胡主席は「このほど、中国共産党第18回全国代表大会が成功裏に閉幕した。大会は小康(ややゆとりのある)社会の全面的建設のために、そして中国の特色ある社会主義の新たな勝利のために、すばらしい青写真を描いた。また、中ロ全面的戦略パートナーシップの発展にも新たなチャンスをもたらした。中国はロシアと手を携えて、今後10年間の両国関係発展の企画と重点的分野における協力を実施する。両国と両軍の関係を発展させつつ、中ロ全面的協力パートナーシップを新たな段階に引き上げていきたい」と指摘した。

 これに対して、セルゲイ・ショイグ国防相は「ロシアと中国の指導者の関心と指導の下、両国の全面的戦略協力パートナーシップは最高レベルに達した。この関係の発展は両国の共同利益に合致し、両国の国民に利益をもたらしただけではなく、地域および世界の平和と安定にもプラスとなる。ロシアは両軍の相互信頼を強化し、両軍の協力を深め、両国と両軍の関係をより高いレベルへと引き上げていきたい」と述べた。

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