Home > ニュース > 中国  > 温家宝総理 マレーシア首相と会談
温家宝総理 マレーシア首相と会談
2012年 11月 20日10:28 / 提供:新華網日本語

 

翁

 中国の温家宝総理は18日、カンボジアの首都プノンペンで、マレーシアのナジブ首相と会見した。

 温総理は会談の中で次のように述べた。ここ数年、中国とマレーシアの関係は絶えず発展し、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係より進んでいる。双方は戦略的な角度から出発し、政治、安全面の相互理解と支援を重視している。中国はマレーシアにとって最大の貿易相手国となっており、両国の金融、重大プロジェクト、人的?文化交流における成果は著しい。これは、中国とマレーシアが手を携えて、複雑な地域情勢と国際金融危機に対応することに有利するだけではなく、両方がもっと長い時期、高いレベルで共同に発展できることの基礎を築いた。

 温総理はさらに次のように提案した。両国政府は一段と交流を緊密にし、指導、協調、サービスの役割をよりよく果たし、積極的に『中国?マレーシア経済貿易協力五ヵ年計画』を定め、中国とマレーシアの欽州産業パークとクアンタン産業パークの成功を確かなものとし、観光、教育、金融、医療、通信などの分野における協力を拡大し、両国や両国民により多くの恩恵と福祉をもたらしていきたい。

 ナジブ首相は次のように表明した。両国の指導者と各界の共同の努力で、マレーシアと中国の関係は絶えず発展して、各分野の協力は成果をあげ、両国人民の友誼が日増しに高まっている。中国共産党第18回全国代表大会の成功的に開催したことは、マレーシアに中国及びマレーシアと中国の関係の発展の見通しに対し、更なる自信を持たせることになった。マレーシア側は中国と共に、両国間の経済貿易の協力計画を制定し、両国の工業団地を良く築いていきたい。また、中国企業がマレーシアへの投資を拡大することを歓迎し、もっと多くマレーシア側の重大なインフラストラクチャ?項目の建設に参加してほしい。

 両国の総理は一致して、密接に交流し合って、東アジアサミットシリーズの成功を共に推し進めることを表した。

F

関連記事