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18大、党大会代表の提案制度を実行
2012年 11月 12日15:18 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国共産党第18回全国代表大会の報告によると、党大会代表の提案制度の実行を明らかにした。中国共産党が共産党の内部の民主制度について重要な決定を下すのは17大以来だ。

 中国共産党中央学校の呉輝副教授は、「これは17大で党大会代表の任期制度の実行が提出されて以来、党大会の制度を改善するためのもう1つの措置だ。今後、代表たちは共産党の方針について、制度的な方式で提案できる」と述べた。

 中国共産党全国代表大会という制度は中国共産党の根本的な制度で、共産党内部の民主の保障でもある。

 18大の報告で「党大会代表の提案制度」を提出する前に、共産党はすでに一部の地域で党大会の常任制度(次回の党大会までの期間常任して適時、会議等を行う)を試行し、党大会代表の任期制度(任期5年)を実行していた。

 現在まで、中国の27の省(自治区、直轄市)が党大会代表の任期制度についての暫時施行条例を制定し実行した。また20の省(自治区、直轄市)、174の市(州)、780の県(市、区)が党大会代表の連絡機関を設立した。

 党大会代表の提案制度は任期制度と党大会の常任制度の延長上にある保障制度でもある。提案を党大会の重要な部分とし、その対応機能を作ることは、党大会代表の表現権、参加権、決定権、監督権を着実に促進できる。

 代表の王志強氏は、「提案制度は代表たちが自分の職責を履行する最も普遍的、直接的、有効な手段の1つで、代表たちがもっと真剣に職責を履行し、もっと末端の民衆と接触して、共産党員と民衆の要求に答えることによって、中国共産党の建設の科学化レベルは向上する」と述べた。

 

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