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第18回党大会 ゆとり社会の実現は世界に影響を
2012年 11月 11日9:43 / 提供:中国国際放送局

 中国共産党第18回全国代表大会は、2020年までに、ゆとりのある社会を構築するという大きな目標の全面的な実現を確保すると発表しました。世界の人々は、この会議の重要な意義が、これからの8年間で、具体的な措置が実施されていく中で具現化され、世界に大きな影響を与えるだろうとしている。

 トロント証券取引所のエンガッダ チャド副総裁は「長期的に見れば、中国共産党指導者の人民生活の改善措置によって中流階級の規模が拡大する。中国人の消費ニーズと消費能力は大幅に上がる。これは国際貿易により多くのチャンスをもたらす。都市化の加速によって農村部の人々は更に都市部に流入する。これによるインフラ整備は、世界の商品市場に刺激を与え、特に原材料市場へのニーズが増えてくるだろう」と述べた。

 第18回全国代表大会の代表である中国社会科学院世界経済と政治研究所の張宇燕所長は、「中国国民は、貯蓄は多いが消費は少ない。アメリカ国民は過度に消費し、貯蓄が少ない。これは現在の世界経済のアンバランスの両端だ。中国は経済発展方式の転換を急ぎ、発展途上の大国の責任を担い、世界経済の回復に新たに貢献できる」としている。

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