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賈慶林議長:台湾海峡両岸関係は新たな段階に
2012年 9月 29日10:12 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中華人民共和国成立63周年を記念するため、全国政治協商会議、中国共産党中央統一戦線部、国務院華僑弁公室、国務院香港マカオ弁公室、国務院台湾弁公室は28日夜、人民大会堂で国慶節招待会を開いた。全国政治協商会議の賈慶林議長は挨拶で、「現在、台湾海峡両岸関係の平和発展は、創始期から深化の新しい段階に入った」と指摘した。

 賈慶林議長は、「ここ数年、両岸関係は歴史的な転換を実現し、平和発展の理念は人々の支持を得てきた。台湾独立に反対し、『九二共識』で確認された政治基盤は絶えず強固になってきた。両岸の協議と交渉による豊かな成果は、両岸交流の制度化を推進し、両岸の人々や民間各界の全方位、広い分野、様々なレベルにおける交流の構造がすでに出来てきた」と述べた。

 賈議長はさらに、「香港、マカオが祖国に復帰した後、『一国二制度』の実践は大きな成功を収めた。中央政府は、『一国二制度』、『香港は香港人が治める』、『マカオはマカオ人が治める』、高度の自治の方針を断固として堅持し、特別行政区基本法に従い、2つの特別行政区行政長官を今までどおりに支持し、大陸と香港、マカオの各分野における交流と協力を深めていく」と述べた。

 各民主党派中央、全国工商連合会、無党派層、香港、マカオ、台湾、海外の華人華僑などの代表3500人が招待会に出席した。

 

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