【新華社北京8月5日】国家民政部が5日に発表したところによると、国家防災委員会と民政部はこのほど豪雨に見舞われ、大規模な洪水が発生した遼寧省と河北省に対し、国家4級緊急防災措置をとることを決定し、作業グループを被災地に派遣して救援活動にあたるという。

　遼寧省民政庁の統計によると、1日以降の豪雨や洪水被害による被災者数は145万9千人に上り、うち1人が死亡、5人が行方不明となっている。また13万8千人が緊急避難している。この洪水被害による直接経済損失は23億6千万元に達したという。

　河北省民政庁の報告によると、7月30日以降の豪雨によって洪水が発生し、233万人が被災した。うち1人が死亡、1人が行方不明となっており、緊急避難者数は15万1千人に上っている。