2012年 6月 17日9:47 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　中国の胡錦涛国家主席は16日、コペンハーゲンで、デンマークのヘレ・トーニング・シュミット首相と会談し、双方は中国とデンマークの関係や共に関心を寄せる国際と地域問題について意見を交換し、重要な共通認識に達した。

　胡主席は、「中国とデンマーク両国は政治的相互信頼を深め、ハイレベル交流を保つべきだ。経済・貿易の投資協力を深化させ、エネルギーやグリーン経済、農業・食品安全、生物製薬などの分野での協力に力を入れていく。そして、環境保護協力のハイライトをつくり、互恵協力を堅持し、省エネ・環境保護事業を成し遂げる。また、人文交流を強化し、新プラットフォームを作り上げ、新しいルートを開拓する。多国間協力を密接にし、気候変動や発展支援などの国際的な重大な問題についての協調と協力を強化する」と提案した。

　ヘレ・トーニング・シュミット首相は、「双方はあらゆる交流を保ち、計画を強化し、クリーンエネルギーや再生可能エネルギー、環境保護、水資源、海運・物流、食品安全、通信、科学技術開発などの分野の協力を展開し、双方向投資と両国企業の協力の拡大を支持する」と語った。